こうわの特色
教育・保育理念
共育
・子どもも保護者も職員も共に育つこと。
・一人ひとりの子どもに寄り添う教育・保育を考えて、保護者の方々と教職員が子どもたちを共に育てること。
・子どもたち自身が、共に生きるために育つこと。
教育・保育目標
・つよく・やさしく・ただしく、いつまでもキラキラ目を輝かせて生きる人生の基盤をつくる。
・国際的な視野を持ち、持続可能な社会の担い手となるための基礎を育む。
施設の目的
当法人が所有する認定こども園及び放課後児童クラブの運営施設は、自己肯定感のある豊かな人生の基礎を培う場として、子ども達の健やかな成長が図られるよう最適な環境を構成し、乳幼児から小学生までの子ども達への一体的な教育と保育を行い、その心身の発達を促すと共に、地域社会における子育て支援拠点としての役割を果たすことを目的とする。
運営の方針
・上記の「施設の目的」が、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」と目標11「住み続けられるまちづくりを」であることを強く意識し、それらを国際水準で達成していく。そうすることで、当園自体が「国際的な視野を持つSDGsの担い手」となり、園児の生涯に渡っての模範となるよう努める。
・子ども達一人ひとりの個性を伸ばし、キラキラと目の輝くような、自分と他者とが、「つよく・やさしく・ただしく」生きることの出来る人間性を持つ。またその中で様々な事物に諦めず最後まで挑戦し続けることが出来る、常に自己肯定感にあふれた人物、人生となる為の基盤をつくる。
・乳幼児から小学生までの一貫した教育・保育を実現すると同時に、認定区分を意識せず、色分けのない教育・保育を心掛ける。
・地域社会から愛され信頼された学園を目指す。
職員の行動指針
子ども達には精一杯の愛情を注ぎ、この園を支える全ての人に敬意を表す。
下記の指針によって、このことを実現する。
(1) こどもたちには「我が子であれば、我が事であれば」という意識を持つ。
(2) 危機管理及び衛生美化を徹底し、安心・安全な教育・保育現場を保つ。
(3) 客観的な視点で自己を律し、「おかげさま」の気持ちを持ち続ける。
(4) 確実な情報を迅速に入手し、これからの教育・保育の在り方を創造する。
(5) 学園で働く者全員が、働く者相互を大切にし、その家族も含めて幸せな人生を送れるよう、全面的に支援しあう。
(6) 子育てを行う保護者に寄り添い、信頼関係の構築に努める。
理想とするこうわっ子の姿
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- 探究する人
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私たちは、好奇心を育み、探究し研究するスキルを身につけます。ひとりで学んだり、他の人々と共に学んだりします。熱意をもって学び、学ぶ喜びを、生涯を通じてもち続けます。
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- 知識のある人
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私たちは、概念的な理解を深めて活用し、幅広い分野の知識を探究します。地域社会やグローバル社会における重要な課題や考えに取り組みます。
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- 考える人
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私たちは、複雑な問題を分析し、責任ある行動をとるために、批判的かつ創造的に考えるスキルを活用します。率先して理性的で倫理的な判断を下します。
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- コミュニケーションができる人
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私たちは、複数の言語やさまざまな方法を用いて、自信をもって創造的に自分自身を表現します。他の人々や他の集団のものの見方に注意深く耳を傾け、効果的に協力し合います。
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- 信念をもつ人
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私たちは、誠実かつ正直に、公正な考えと強い正義感をもって行動します。そして、あらゆる人々がもつ尊厳と権利を尊重して行動します。私たちは、自分自身の行動とそれに伴う結果に責任をもちます。
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- 心を開く人
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私たちは、自己の文化と個人的な経験の真価を正しく受け止めると同時に、他の人々の価値観や伝統の真価もまた正しく受け止めます。多様な視点を求め、価値を見いだし、その経験を糧に成長しようと努めます。
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- 思いやりのある人
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私たちは、思いやりと共感、そして尊重の精神を示します。人の役に立ち、他の人々の生活や私たちを取り巻く世界を良くするために行動します。
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- 挑戦する人
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私たちは、不確実な事態に対し、熟慮と決断力をもって向き合います。ひとりで、または協力して新しい考えや方法を探究します。挑戦と変化に機知に富んだ方法で快活に取り組みます。
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- バランスのとれた人
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私たちは、自分自身や他の人々の幸福にとって、私たちの生を構成する知性、身体、心のバランスをとることが大切だと理解しています。また、私たちが他の人々や、私たちが住むこの世界と相互に依存していることを認識しています。
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- 振り返りができる人
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私たちは、世界について、そして自分の考えや経験について、深く考察します。自分自身の学びと成長を促すため、自分の長所と短所を理解するよう努めます。
共育テーマ
国際教育の文脈において不可欠とされる、人間の共通性に基づいた以下の6つのテーマを可能な限り保育内で取り扱う。(主に年少~年長)
(1) 私たちは誰なのか
(2) 私たちはどのような時代と場所にいるのか
(3) 私たちはどのように自分を表現するか
(4) 世界はどのような仕組みになっているのか
(5) 私たちは自分たちをどう組織しているのか
(6) この地球を共有するということ
・子どもたちは、遊びを通じて、また、仲間や保育教諭、家族、コミュニティーのメンバーとの関係を通じて、自らの環境を探索し自らの世界について学ぶ。
・保育教諭は、子どもたちが長期・短期的なプロジェクトに取り組む際に、子どもたちが興味・関心を模索するのを促すパートナーであり、育成者であり、案内人である。
・園は、好奇心、創造力、自信を育むダイナミックな環境を提供する。
※乳幼児教育のベースは、子どもたち自身が主体的に取り組む「探究活動」にあります。この探究活動が、いわゆる調べ学習と異なるのは、知るべき価値がある上記「6つのテーマ」に沿って、「普遍の事柄」に触れるよう取り組むことです。
子どもたちが心を動かされること、不思議だと思うこと、知りたいと思うことなどをより深い学びにつなげ、得た知識を基に主体的な「行動」に結びつくこと=生きるための知識となることを重要視しています。
本校独自のメソッドでは知識の習得はもちろん、学習者像の実現のための具体的な姿勢、教科学習に結びつく部分の多いスキルなども包括的に身に付けられるよう単元(ユニット)を設計します。これらは認定こども園の指導要領でも重要視されている要素です。園を卒園し、その先の進路でも必ず生かされる資質・能力です。
