👦千羽鶴を平和公園へ👧

12月18日(月)に年長組さんで平和公園へ千羽鶴を届けにいきました。6月に行ったプラネタリウムの後訪れた平和公園で初めて目にした原爆ドーム。それから、原爆ドームって、平和公園って・・・・と平和について考えるようになりました。

園に帰り、千羽鶴の話が沢山出てきました。子ども達の目に焼き付いていたんでしょうね。早速自分達でも折り鶴を折ろう!の輪が広がりました。そして、8月6日に向けてみんなで大きな紙を使い折り鶴を折ることに・・・・。

みんなで協力して大きな折り鶴が完成!!平和のつどいが行われるホールへ吊り下げる事にしました。

8月5日に行なわれた平和のつどいでは園長先生の朗読を聞きながら、「アオギリのねがい」を大きな折り鶴と共にみんなで見て、改めて戦争は怖いと実感。千羽鶴への思いは強くなり、園全体で千羽鶴に向けて、改めてスタート。9月の後半にはみんなから寄せられた折り鶴も含めて千羽に。(*^▽^*)その折り鶴はきい組さんが一羽ずつ糸を通し、千羽鶴が無事完成しました!!👏👏👏

いよいよ千羽鶴を届けに行く日、朝から子ども達はこうわを代表して千羽鶴を届けに行くんだと真剣そのもの。

平和公園へ着くとまずは原爆資料館へ。初めて入る原爆資料館は海外の方や修学旅行生などたくさんの観光客の方がおられましたが、

きい組さんもその中に入らせてもらい、静かに見学させて頂きました。

この大きなパネルの写真はまだ広島の街に活気があった頃の写真。たくさんのお店があった事が伺えます。

そして、1945年8月6日午前8時15分を示した時計と文字。

一瞬にしてガレキとなった広島の街を見た子ども達は「えっ!!」と言葉を失い、先生に「これさっきの街?」「原爆って本当の話なんだね」と信じられない思いで表情をこわばらせていました。

これは絵本に出てくる、しんちゃんの三輪車。子ども達は「こげてるね。」、「焼けたんだね。」、「かわいそう・・・」と黒焦げになった三輪車を悲しそうな表情で見ていました。

これは貞子さんが入院中に折った小さな小さな折り鶴。「死にたくないのに、こんな可愛い鶴折ったんじゃね。」「貞子さん、生きたかったんよね。」と貞子さんの気持ちになって代弁していた優しい優しいきい組さん、きっと天国の貞子さんは喜んでくれていると思います。(´;ω;`)

原爆が落ちる前にはこんなに立派だった原爆ドーム。

沢山の展示品に爆弾の怖さを感じ、「戦争は怖い」「戦争はしたらだめよね」子ども達からの素直な声が聞けました。

このコーナーでは、広島の街を復興させる為に色々な人たちの支援があり、今現在の広島に繋がっているという事も知りました。

そして、広島で行われたG7広島サミットの開催の様子が飾られているのを見ると

書道パフォーマンスで書いた文字や国旗の事を思い出したきい組さん。

平和を願い頑張った書道パフォーマンスはたくさんのお客さんに拍手👏をもらい、いい思い出となりました。

アオギリさんの木へ。夏前に行ったアオギリさんの木とは違い、随分葉っぱは少なくなっていましたが、自然と出てくる「アオギリのうた」をみんなで熱唱🎵近くにいた修学旅行生さんたちが拍手👏をくれました。

アオギリさんにお別れした後は、慰霊碑へ。慰霊碑の前でたくさんの方が亡くなられた事を思いながら、みんなで手を合わせました。

いよいよ、みんなで折った千羽鶴を原爆の子の像まで慎重に慎重に持って歩いているきい組さん。

全国から届けられた千羽鶴の中にこうわの千羽鶴も捧げる事ができました。世界がいつまでも平和でありますように・・・・とみんなで手を合わせお祈りし、平和公園を後にしました。

子ども達の背中を見ていると、今日色々感じた事、思った事を素直にしっかり受け止めているように見え、一回りも二回りも大きく感じました。平和って何だろう・・・・戦争はいけないことなんよね!を友だち同士でこれからも考えていけるように残りの園生活でも平和への取り組みを続けていきたいと思います。

いつまでも、平和が続きますように・・・・・。

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